[00:11.04]本を読んでも眠れない夜 あなたの背中を見てた [00:21.54]重い硝子の窓を開けたら 気持ちいい風が吹いた [00:31.14]いつからか気がつけば 頬づえついて ぼんやりしている [00:42.03]古い燈臺 白い波 光る海 何かを探すように [00:52.73]月だけが知っていた 私達のこの戀は [01:04.17]いま小さな花火みたいに ひっそりと終わるの [01:17.18] [01:26.62]ふたりよく來た葉山の砂に 足跡殘し歩いた [01:36.93]ボトルのままの冷えたミネラル おでこにつけて思った [01:46.72]優しさも 我が儘も 弱さも全部 わかって私は [01:57.70]あなたを愛し なにひとつ怖くない そんな自分怖くて [02:08.51]體の溫もりに 変わらないこの暮らしに [02:19.72]甘えあってお互いが だめになってしまうのなら [02:29.92]別々に生きていく だれも知らない明日を [02:41.22]まだ私も知らない私 見つけだしてみたい [02:50.30] [03:13.57]ふたりきりこのままで 黙ったままで あの星祈ろう [03:23.82]旅路のような長い夜 明けたとき 微笑みあえるように [03:36.39]時計を戻しても 悪いところ直しても [03:47.32]きっとふたり同じこと 繰り返してしまうのでしょう [03:57.75]夏の月が見ていた 私達のこの愛は [04:08.96]いま小さな花火みたいに 美しく心に [04:20.41]月だけが見ていた ふたりのこの戀を