夜明け前 飞び発てば 东へと行く旅 足元の东京(まちなみ)は夜に饮まれてゆく顷 彼方には 闇を被る 月影の道 甘い眠りの毛布は 忘れじの云の上に 届かない手を伸ばし 掴みかけた梦を 见失い彷徨(さまよ)った あの日の影に サヨナラ 彼方には 强く刺さる 古(いにしえ)の星 永い光を残して 流れゆく轨迹の色 ああ 彼方には 菖蒲(あやめ)色の云 游ぶ月 淡い光の朝阳よ 祈るように仆は眠る