穏やかな風が吹くこの夏を 僕らだけの歌と名付け 大切に仕舞った 狭い部屋過ぎ去る思い出と 待ってた待ってた あの人 同じ ひとりで僕らは歩けるか 誰もいなくなってもそれでも 手を取り過ごしてきた今日までを まだ見ぬ誰かの明日へと 伸びすぎた髪は もう束ねてる 古い映畫のような出会いなどないまま 大切にしていくものはなに? 待ってる待ってる きっと あと數歩 ふたりになっても歩くんだ 強さは互いの心と 信じた うまく合わない足でも ゆっくり歩けば揃った ひとりになっても歩くんだ 誰もいなくなってもそれでも ふるえを忘れないこの命は 希望を刻んで進むんだ 口ずさむのは僕らの歌 みんなで描いた青い空 もう合わすことができない足でも 歩けば未来を目指すんだ