[00:28.14]僕は鉄の爪とのこぎりみたいな牙を持ってる [00:34.37]頑丈な毛皮はどんな生き物も傷つけられない [00:40.65]花を育て 種を食べる 犬は嫌いだ [00:49.88]ぼくに似ているから [00:53.71] [01:05.67]ぼくの住む岩場に君が迷いこんできたあの日 [01:11.58]しばらくの間のぞいていたんだ [01:17.87]しまった気づかれた こっちに駆け寄ってきた [01:24.17]唸ってみたのに ぜんぜん怖がらなくて [01:31.04] [01:31.38]細くて白い手が僕の首の後ろをかいた [01:38.11]雷にうたれたみたいに [01:42.80]君を好きになってしまったみたい [01:46.96]はじめての気持ちだったよ [01:50.46] [01:51.30]その気になればすぐ [01:55.08] [01:55.28]世界の半分が僕のものになるはずさ [02:01.47]そうしたいほど特別な気持ちなんだ [02:07.69]世界のもう半分は君だけにあげよう [02:13.97]心臓が止まるほど喜んでくれるんだろう [02:21.10] [02:32.83]それから毎日君は僕のところに遊びにきた [02:38.85]一緒に花を育てて秋になったら種を食べた [02:45.46]季節が3度まわる頃に [02:51.83]神様が僕に放った矢が君を殺した [02:58.42] [02:58.69]細くて白い手がもう僕に触れてはくれない [03:05.07]大好きな君は土の下で眠る [03:10.18]神様を探し出して 頭から食べてやるぞ [03:16.98] [03:17.31]ついにその気になってしまって [03:22.44] [03:22.62]世界のすべてが僕のものになったとしても [03:28.91]君だけがいない どこを探してもいないくて [03:35.01]向日葵の種を岩場にたくさん蒔いたよ [03:41.15]土の下で会うときに 喜んでくれるように [03:48.39]