作曲 : 小出祐介 作词 : 小出祐介 毎日退屈ばっかの少女は今日も 笑えもしないで帰宅 冷蔵庫に昨日のバースデイケーキの 余り 一口で頬張って 二階へ上がる 「家鳴りがひどいな」と呟いて ベランダから見える景色は躁鬱 秋の色も濃くなってきたくせに 全力疾走手段を考えてるうちに 内緒のビールもぬるくなっていた 神隠しにあって 鵺の背に乗り 東京の夜空を 飛ぶ夢 いつの間に 寝息をたてて 二時間後 曖昧になる 前に逃げることは 逃げじゃない、と わかった時に 一階からの夕飯と 呼ぶ声で目が覚めて また夜が来て 午前三時 遠くでバイク音が鳴る 天然リヴァーブ 気持ちいいなぁ 見えない天井 眺めていると 丸い目が ギラリと光っていた 曖昧になる 前に逃げることは 逃げじゃないよ ふわり 夜空に飛び出す 不思議な感じ 彼女の知らない朝が来て