[ti:] [ar:] [al:] [00:29.12]少しだけ穏やかな風の便りが [00:32.78]大人びた君の頬優しく撫でて [00:36.51]それだけの出来事も今の二人は [00:40.19]ありふれた幸せにかかと鳴らすよ [00:58.67]折れそうな程細い君の体にしなやかな黒髪が憂いを描く [01:06.02]はにかんだ表情に時間の鎖が [01:09.68]夕闇へ僕たちを繋ぎとめたよ [01:13.78]細切れの瑠璃色が滔々と落ちて [01:21.00]水面叩く瞬間に濁り知らぬ君の横顔 [01:28.01]染まる恋心に香る花が [01:31.59]初夏の華やぐ街に重なり [01:35.34]もう少しだけ続けと願えど [01:39.05]叶わない現実は悪戯に [01:42.72]肩叩く雨のように泣いてた [02:04.71]古ぼけた階段を子供のように [02:08.49]駆け上がる仕草から唯の足音 [02:12.10]解けそうな帯その恥じらいの笑み [02:15.81]夕闇が僕たちを繋ぎとめたよ [02:19.86]細切れの薄紅が等々と落ちて [02:27.11]窓を叩く瞬間に濁り知らぬ変わらぬ思い預けて [02:48.19]四季帯びる此処から [02:51.83]色めく空懐かしくて [02:55.59]また一つ大人へ近づいていく蕾から [03:03.54]染まる恋心に香る花が [03:07.25]初夏の華やぐ街に重なり [03:10.92]もう少しだけ続けと願えど [03:14.53]叶わない現実は悪戯に [03:18.19]染まれ恋心に香る花よ [03:21.87]夢うつつこの胸が躍るよ [03:25.60]もう少しだけ続けと願えど [03:29.27]君の元まで足が急ぎます [03:32.88]肩叩く雨のように泣いてた