雨 降り続くよ あじさい通りを カサささずに 上向いて 走ってく 全部 ごちゃ混ぜにする 水しぶき いつも 笑われてる さえない毎日 でも あの娘だけは 光の粒を ちょっとわけてくれた 明日の窓で だから この雨上がれ あの娘の頬を照らせ ほら 涙の数など忘れて 変わらぬ時の流れ はみ出すために切り裂いて 今を手に入れる 愛と言うより ずっとまじめなジョークで もっと 軽々と 渡って行けたなら 嘘 重ねた記憶を 巻き戻す だって 信じることは 間抜けなゲームと 何度言い聞かせたか 迷いの中で ただ 重い扉 押し続けてた だから この雨上がれ あの娘の頬を照らせ ほら 寄せ集めた花 抱えて 名も無い街で一人 初めて夢を探すのさ 今を手に入れる だから この雨上がれ あの娘の頬を照らせ ほら 涙の数など忘れて 変わらぬ時の流れ はみ出すために切り裂いて 今を手に入れる