[00:59.40 ひっそり さびしい静物画のよう テーブルに置かれた花 はるかな遠い日 オルガンのひびき ふいに聞こえるよ ブラウス襟元 花がら刺しゅう 目の前 揺れ動いて あなたの首すじ 清潔なほくろ まぶたかすめる 想い出の図形が 輪郭を増す 黄昏の似合うひと あなたが誰より 綺麗に見えた すずらんしおれて ガラス花瓶 ひとりで眺めていた はるかなコーラス オルガンのひびき 教室の窓 記憶の影絵から あふれてひろがる 黄昏のつづれおり あなたがいちばん 綺麗にみえた 想い出の図形の アンサンブルは 気が遠くなるほと 淡くてはかない 夢のみちすじ 夢のみちすじ