[00:00.00] 作曲 : 前川真悟 [00:01.00] 作词 : 前川真悟 [00:03.46] [00:24.21]初夏の晴れた昼下がり [00:26.42]私は生まれたと聞きました [00:29.36]母親の喜び様は [00:31.82]大変だったと聞きました [00:34.89]「ただ真っ直ぐ信じる道を歩んで [00:38.38]ほしい」と願いこめて [00:40.68]悩み抜いたすえに [00:42.49]この名を私に付けたと聞きました [00:45.62] [00:46.67]我が家はあの頃からやはり [00:49.45]裕福な方ではなく [00:51.26] [00:51.83]友達のオモチャや自転車を [00:54.67]羨ましがってばかり [00:57.48]少し困ったような顔で [01:00.16]「ごめんね」と繰り返す [01:01.91]母親のとなりで [01:03.87]いつまでもいつまでも [01:05.99]泣いたのを覚えてます [01:08.29] [01:09.68]アンマーよ [01:10.81] [01:12.62]アナタは私の全てを許し [01:17.34]全てを信じ全てを包み込んで [01:21.26] [01:21.82]惜しみもせずに何もかもを [01:27.36]私の上に注ぎ続けてきたのに [01:32.45]アンマーよ [01:34.62] [01:35.35]私はそれでも気付かずに [01:39.68]思いのままに [01:40.84] [01:41.46]過ごしてきたのでした [01:43.99] [01:55.38]「強さ」の意味をはき違えて [01:57.92]ケンカや悪さばかりをくり返し [02:00.87]勝手気ままに遊びまわる [02:03.36]本当にロクでもない私が [02:06.57]真夜中の静けさの中 [02:09.03]忍び足で家に帰ったときも [02:12.26]狭い食卓の上には [02:14.76]茶碗が並べられていました [02:17.92]自分の弱さに目を背け [02:20.78]言い訳やゴタクを並べ [02:23.56]何もせずにただ [02:25.21]毎日をだらだらと過ごし続け [02:28.83] [02:29.36]浴びる程に飲んだ私が [02:31.98]明け方眠りに落ちる頃 [02:34.88]まだ薄暗い朝の街へ [02:37.65]母は出て行くのでした [02:41.51]アンマーよ私はアナタに [02:47.90]言ってはいけない [02:49.36]決して口にしてはいけない言葉を [02:53.54]加減もせずに投げつけては [02:59.24]アナタの心を踏みにじったのに [03:04.21]アンマーよ [03:06.49] [03:07.08]アナタはそれでも変わることなく [03:11.45]私を愛してくれました [03:15.77] [03:16.30]木漏れ日のようなぬくもりで [03:18.97]深い海の様な優しさで [03:21.65]全部全部私の全てを包み込んだ [03:27.34]アナタの背中に負われながら [03:30.11]眺めた八重瀬岳の夕陽は [03:33.08]今日も変わらず茜色に街を染めるyeah [03:42.13] [04:01.05]度が過ぎるほどの頑固さも [04:03.51]わがままも卑怯な嘘もすべて [04:06.60]すべてを包み込むような [04:09.32]愛がそこにはありました [04:12.08]アナタのもとに生れ落ちたことは [04:15.30]こんなにも幸せだった [04:17.96]今頃ようやく気付きました [04:20.88]こんな馬鹿な私だから [04:23.08] [04:23.70]春先の穏やかな朝に [04:26.03]新しい命が生まれました [04:29.18]アナタの様に良く笑う [04:31.69]宝石みたいな女の子 [04:34.69]「優しさの中に凛々しさを [04:37.32]秘めた人」になるようにと願い [04:40.32]アナタの一番好きな [04:43.19]花の名前を付けました