冬のかけらが 君の襟元で 茜色に ひっそり 染まってゆくんだね 伝えきれない想いは 風のよう 花のように 黄昏れにまぎれてく つないだ手を揺らし 君はほほえむ 僕の瞳に流れ込む 君の淋しさや温もりも 壊れそうで 大切な 宝物みたいに 抱きしめたいよ 電話の向こう ふいに黙り込んだ 君の鼓動 とても近くに感じたよ 会えないことが 暗闇みたいに ほんの少し 君を不安にさせる ほんとうは僕のほうが 寂しがりやさ 君の匂いにつつまれる 心の奥が懐かしくて 君のそばにいたいよ やわらかな季節を ふたり過ごそう 僕の瞳に流れ込む 君の淋しさや温もりも 壊れそうで 大切な 宝物みたいに 君の匂いにつつまれる 心の奥が懐かしくて 君のそばにいたいよ 幾つもの季節を ふたり過ごそう