在りし日の舞い運び高く羽に風を受けて 碧く深く泡の様透かした指に映せば ただ一人孤高の想果てに見たそのせかいは 赤く深く無垢と混じり渦を成した 暮れに似た色 甘くない空と 落とした箱は 形を無くす ━━━夢に見た 永久の結のない問に 震えてた 水の流れに戸惑う木の葉 緩やかに時を刻み羽を伸ばす水の中で 啼く声は遥か遠く薄い硝子が遮る こぼれ落ちた一滴 紅く淡く注ぎこむ 白い柄に閉じ込めたその刻は Alter 明けに似た色 優しい空は ━━━夢に見た 永久の承のない問に 怯えてた 風の流れに彷徨う木の葉 在りし日の舞い運び高く羽に風を受けて 碧く深く泡の様透かした指に映せば ただ一人孤高の想果てに見たそのせかいは 赤く深く無垢と混じり渦を成した 色を変え 例え形を変えてまた舞う 姿変え 例え忘れられてもまた舞う 緩やかに時を刻み羽を伸ばす水の中で 啼く声は遥か遠く薄い硝子が遮る こぼれ落ちた一滴 紅く淡く注ぎこむ 白い柄に閉じ込めたその刻は Alter