[00:02.08]自分自身を信じることを [00:06.00]諦めたのはいつだっけ [00:10.15]見上げる空はいつも同じ [00:14.03]コンクリートみたいに灰色さ [00:18.00]高速道路の端のほうで [00:22.30]囁き声が聞こえたよ [00:26.00]何だっけ 誰だっけ [00:30.65]思い出す前に消えてった [00:35.00]あなたがくれた唯一のもの [00:38.80]僕の血に似た真っ赤な色 [00:42.50]馬鹿みたいに 強く抱いて [00:46.90]ただの一度も離す事無く [00:52.00]信じてくれとは言わないが [00:55.90]僕はあなたを裏切れやしないよ [01:00.81]崩れてしまう寸前で [01:04.00]この身を支えたその手 [01:08.95]何度も何度も繰り返し [01:12.60]あなたの名を呼ぶ朧月夜 [01:17.00]届かないものほど美しい [01:20.90]今頃はきっと夢の中 [01:28.00] [01:33.34]悲しい物語が好きさ [01:37.11]欠けた心が動くから [01:41.00]枯れ果てたはずの涙が [01:45.49]頬を伝うのが嬉しくて [01:49.98]「この世界はちょっとしんどい」 [01:54.08]って 溜め息と共に吐き出した [01:58.00]慌てて 誤魔化して [02:02.29]疲れた顔で微笑むよ [02:06.52]耳を塞いで目を瞑って [02:10.51]歩けないよと嘆いている [02:14.21]当たり前さ 分かってるよ [02:18.00]温もりをくれたのは誰? [02:23.80]信じてくれとは言わないが [02:27.00]僕は今でも考えているんだ [02:32.04]あの日あの時言えなかった [02:35.56]言葉の その続きを [02:40.00]寒さに震えたこの指を [02:43.03]少し小さな手が握り締めた [02:48.04]この想いだけは離すものか [02:52.00]あの時と同じ夢を見る [02:58.54] [03:30.00]愛される事が怖くなって [03:34.03]逃げ出したのは いつの頃だろうか [03:38.70]愛する事に疲れ果てて [03:42.00]背を向けたのはいつだっけ [03:46.90]一つ一つを拾い集め もう一度だけ空に翳すよ [03:55.05]時計の針を巻戻して [03:58.51]そこであなたに会えたら [04:03.05]信じてくれと言えるだろうか [04:07.10]この心が今も震えている [04:11.65]例え全てを受け入れても [04:15.20]過去も罪も 消えない [04:19.48]それでもあなたを呼んでいた [04:23.17]星一つ無い朧月夜 [04:28.02]あなたはきっと知らないでしょう [04:31.50]この痛みが今も僕を 支えている [04:47.50]