[00:26.92]ヌルイ雨 傘はいらぬ [00:31.57]宵は更けゆき 傷跡が疼く [00:37.41]霧雲運ぶ 仄白い香りは [00:43.30]乱世に咲いた 狂おしい華 [00:49.70]蘭(あららぎ)よ 無明の暗闇も [00:55.55]軋む傷抱いて 切り裂いて行くのさ [01:01.43]決して振り向かず 浅ましい涙も [01:09.33]刃に籠めて いざ 闘いの時刻(とき) [01:16.80] [01:29.66]びしょ濡れの 羽織纏って [01:34.35]未知なる場所へ 言葉はもうイラナイ [01:40.58]護りたいもの あなたとの記憶 [01:46.30]一時でも 薄れぬように [01:52.58]蘭(あららぎ)よ 無明の泡沫(うたかた)に [01:58.31]交わした契を 認めて欲しいと [02:04.35]たとえ過ちと呼ばれても構わぬ [02:12.50]魂(こころ)の声は 響き続ける念(おもい) [02:21.43] [02:53.50]生ヌルイ風 示唆する方へと [02:58.30]今やらずにいつ出来るものか [03:04.66]蘭(あららぎ)よ 無明の暗闇も [03:10.43]軋む傷抱いて 切り裂いて行くだけ [03:16.38]そして振り向かず [03:21.17]自責の涙もあなたの為に [03:26.94]いざ 闘いの刻限(とき)