透(す)きとおるくらい愛(いと)おしい すべてが宝物(たからもの)になる そんな朝(あさ)には 大切な(だいせつな)人と歩(ある)くように 頬(ほほ)には光(ひかり)の妖精(ようせい)たち 揺(ゆ)らしてみるの そっと 昨日(きのう)よりも 少し(すこし)たかい空を見上げながら ここで誰かをずっと待ち(まち)つづけてた 泣き(なき)ながら あなたを探(さが)してた かたことの心 抱いて めぐり逢う不思議(ふしぎ) その指(ゆび)が触れ(ふれ)てる わたしの未来を懐かし(なつかし)むように 飛ん(とん)でゆけるから どこへでも きらめく夜明け(よあけ)の風 あつめて だから もっと近(ちか)くに 胸の奥(おく)が 懐かし(なつかし)くて 何も言えなくなる ここで誰かをずっと待ちつづけてた 泣きながら あなたを探(さが)してた かたことの心 抱いて あなたをずっと待ちつづけてた 時(とき)を止(と)め 手(て)のひらの宇宙を 二人は抱きしめている このまま抱きしめている 大切な(だいせつな)人と歩(ある)くように 頬には光(ひかり)の妖精(ようせい)たち いつか微笑(ほほえ)みになる