鬱雪ドロップ
歌:Dolly

泣き虫なボクと
青い雪が散らつくあの日　
白い息が最期を告げた
ボクはソノ声に耳を塞ぐ
「もう一度ゆびきりを交わして歩こう…」
嘘つきなキミ

邪魔なボクは棄てられました　
六畳一間、屑カゴのなか
言えなかった思いが募る…でも
何ひとつ声に鳴らなくて
雪雫咲くまちぼうけ　
暮れる空に沈んでく
深い青に滲む陽にサヨナラして
ゆびきったキミの手を離せなかった
裂けた傷跡に咲いた
赤白黄色の花　忘れたくない…
大好きだったキミのこと

雨雫枯れまちぼうけ　
錆びたゼンマイを巻いて
深い鬱に滲む陽にサヨナラして
ゆびきったキミの手を離せなかった
裂けた傷痕に咲いた
赤白黄色の花　忘れたくない…
大好きだったキミを
目蓋にはいつまでもあの日のキミが
子供みたいに泣いていた
心が苦しくてギュッと痛くて
思いが張り裂けそう
ゆびきったキミの手を離せなかった…

笑顔で手を振って背中を向けた　
涙は見せたくなかったから