今宵も 私孤独りでハイウェイを湖のほとり向かう 群がる鳥振払いたくてあなたはピアノを弾いてる 迷ってつけたFMで誰かまた涙を流すニュース 花束なら 笑うことさえ忘れてる明日のあなたに せめて酔うなら べルノーに恋の雫を垂らして 堕ちていくならレインコートと絹の日々だけ 置いていかないで 放浪うような指先 壊れそうね アサレア 麗しすぎる夢を見た 高台にあるホテル 吹き抜けでは眩き戯れ 明日もたぷん雨でしょう せめて密かなクリーム 恋のフィルムを乱して 銀の煙につつみ込まれ 離れていくなら そのピアノだけは このがらんどうの部屋で 今 壊して