[ti:] [ar:] [al:] [00:03.18]編曲:OSTER project [00:08.49] [00:11.65]咽び泣く 悲哀の鶫 [00:20.99] [00:30.02]忘れ難きは在りし日の記憶 [00:35.16]祖国に背を向けし肉親の [00:40.43]凍てつくような最後の視線と [00:45.69]小さくなっていく未だ幼き背中 [00:53.52] [00:54.08]嗚呼 哀しみの雨はやがて [00:59.18]憎しみの雷(いかずち)へと変わり [01:04.41]覆い尽くす厚い雲が [01:09.79]私(彼女)の視野を黒く染めゆく [01:16.03]交わした契りをなぞる度に 灼ける心はまるで [01:21.98]愛おしさも美しさも 切り裂く剣のように [01:26.99]背徳の咎に裁きを 可憐な翼に慈愛を [01:32.25]壊れた歯車の音さえも 聞こえぬまま [01:40.65] [02:01.21]夢に見る在りし日の王女(きみ)の姿 [02:12.11]鮮やかに 悲愴の鶫 [02:21.56] [02:29.01]凍てつく微笑(えみ)で踏む異国の大地(つち) [02:34.13]祖国に背を向けし肉親の [02:39.50]在りし日のまま変わらぬ姿に [02:44.71]嗚咽と共に目覚める狂気の業火 [02:52.31] [02:52.78]嗚呼 その刹那無我のままに [02:58.20]手にしたものは白銀の剣 [03:03.41]振りかざしたその刃が切り裂くものは [03:11.69] [03:20.45]鮮血と二人の絆の欠片が [03:30.31]過ちを告げるように [03:38.52] [03:40.52]雷と化した憎しみは 心を盲目にして [03:46.21]愛する者さえ等しく 切り裂く剣に変える [03:51.40]沈黙の悲鳴を上げて 横たわる亡骸を [03:56.76]幾度となく揺らす 腕に滴る紅き息吹 [04:02.12]非道の過ちに慈悲を 悔恨の業に救済(すくい)を [04:07.31]全ては手にしたその剣の赴くまま