[00:00.00] 作曲 : 太志 [00:01.00] 作词 : 太志 [00:19.22]光に満ちたあの芝生で [00:21.70]穴の空いた風船をふくらませようと [00:25.99]必死だった [00:29.13]気の遠くなるような [00:31.07]その静かな作業だけが [00:33.05]賑わいへの抵抗だった [00:38.57]遊んでもらえぬ子供は [00:40.83]つま先をじっと見つめたままで [00:43.86]頭でかなしみを処理しようとするけど [00:47.98]心が首を横に振る [00:50.25]飴玉をゆっくり味わうように [00:53.51]ひとり 生きてく苦味を知るしかない [00:57.20]体を震わせ眠る猫には [01:01.97]鳴き声にならぬ過去がある [01:06.77]忘れ方を知らない僕らは [01:11.48]背負わされた闇 [01:13.45]光に変えてゆけるかなぁ [01:16.86] [01:25.64]隠された上履き 見つかったって [01:28.71]悲しみは終わらないから [01:31.68]探さなかった [01:35.06]心が軋む音 説明したってどうせ [01:38.68]伝わらないから [01:41.08]話さなかった [01:44.39]何度 手を伸ばしたって [01:46.72]振り向かぬ背中があることを知り [01:50.04]時に未来に唾を吐くけれど [01:53.82]ひねくれたところで僕ら [01:56.06]所詮 純粋を捨てきれないのさ [01:59.03]誰もが子宮の温もりにくるまれてた [02:03.13]すすり泣くような嵐を伴奏に [02:07.85]アイノウタを響かせたよ [02:12.53]誰かに聞いてほしいのに [02:16.19]誰にも聞こえない声で [02:19.38]アイノウタを響かせたよ [02:23.51] [02:51.07][02:41.72]過去は変わらず 未来はわからず [02:55.48][02:46.12]しがみつこうとすれば [02:57.01][02:47.63]不安が希望を追いかけまわす [02:59.77]暗闇の中 冷たい手すりに [03:04.33]連れていかれるように歩いた [03:09.11]何を目がけて進んでるのか [03:14.02]わからなくなって [03:15.84]気づいたらしゃがみこんでた [03:18.46]素直に愛が欲しいと言えたなら [03:23.18]虚栄を羽織らずにすむのに… [03:27.86]世界で一番小さな海よ [03:32.85]あなたは美しい あなたは嘘をつかぬから [03:37.43]