作曲 : 無力P 作词 : ゐつ 「さ迷え、翼(理由)を持たぬ孤児(みなしご)よ。 汝が路地裏で聞く銃声は、汝を問いから解放する」 風を乱す鳥は地平の向こうへ 見果てぬ空 臨むために生きる 傷だらけの惨めな両足で往く そんな私は何のために在るの ただ一つでいい 真実を手に入れたい 生まれ落ちた理由を 誰か教えて、聞かせて 意味が無い世界は 虚偽を拒む代償 なんにも持たないまま私は此処で生きている 翼を奪い取るため 溢れた憎しみは引鉄となって 重ねた日々を擊ち抜く 路地裏にこだました 高らかな銃声 月の端が欠けた 生まれ落ちた理由は 何処にも転がってない それはきっと不安定で曖昧すぎた創造 裸足で駆けて行くの 瓦礫に埋れた町を 翼が生えずとも 孤独の迷い子は 生まれた答を 重ねた日々に見出す 路地裏に降り注ぐ 安らかな光 月は いずれ満ちる