同（おな）じような顔（かお）をした残念（ざんねん）なあの子（こ）達（たち）
私（わたし）だけ孤独（こどく）だと何故（なぜ）かしら嬉（うれ）しそうね

この狭（せま）い世界（せかい）にも幼（おさな）い秩序（ちつじょ）がある
私（わたし）だけ特別（とくべつ）で何故（なぜ）かしら悔（くや）しそうね
靴（くつ）を失（な）くした私（わたし）は今日（きょう）はシンデレラなのね
硝子（ガラス）を浴（あ）びる痛（いた）みで上手（じょうず）に踊（おど）れなくても
誰（だれ）もが指差（ゆびさ）し笑（わら）う
その度（たび）私（わたし）の中（なか）で狂気（きょうき）の蕾（つぼみ）が開（ひら）く

繰（く）り返（かえ）す惨劇（さんげき）は私（わたし）の知（し）らない私（わたし）のせい
綴（つづ）られた傷（きず）の伝言（でんごん）
アナタヲキズツケサセハシナイカラ

針（はり）を刺（さ）された私（わたし）は今日（きょう）は茨（いばら）姫（ひめ）なのね
食（く）い込（こ）む棘（とげ）の痛（いた）みで上手（じょうず）に歌（うた）えなくても
誰（だれ）もが通（とお）り過（す）ぎていく
その度（たび）私（わたし）の中（なか）で狂気（きょうき）の花（はな）が枯（か）れていく

繰（く）り返（かえ）す惨劇（さんげき）は私（わたし）の知（し）らない私（わたし）のせい
綴（つづ）られた傷（きず）の伝言（でんごん）
アナタノカワリニイキテアゲル
揺（ゆ）らめいた炎（ほのお）と咲（さ）き乱（みだ）れた
少女（しょうじょ）たちの断末魔（だんまつま）
ああなんて甘美（かんび）な旋律（せんりつ）なの
焼（や）かれ焦（こ）がれ灰（はい）になるの