[00:04.14]唄:安藤裕子 [00:07.69] [00:09.52]拙い言葉で私を包んで [00:20.04]あの窓辺のアネモネが咲く頃までは [00:29.74]行かないでいて 花を見届けて [00:40.22]あのアネモネが子供に還り駆けてく [00:49.47] [00:51.54]ほら 見て 花びらが散るように堕ちてく [01:02.27]そう あの娘(こ)は生まれる前の姿に [01:13.86] [01:19.69]今始まるから 閧(とき)の声がして [01:30.37]あの娘(こ)がもうすぐ首を落とすだろう [01:39.74]「サヨナラ」はいいよ [01:45.15]追いかけたくなる [01:50.51]それより黙って姿を消してくれれば [02:00.54] [02:01.69]ほら 今 棚引くように揺れる黒髪 [02:12.35]そう あの娘(こ)は生まれる前の姿に [02:22.65] [02:26.67]目覚めぬ内に わかるなら消えて [02:37.33]届かぬ腕など 伸ばさずに行って [02:50.18] [02:50.84]ほら 見て 花びらが散るように堕ちてく [03:01.57]そう あの娘(こ)は生まれる前の姿に [03:12.36]ほら 今 棚引くように濡れる黒髪 [03:23.17]そう あの娘(こ)は生まれる前の姿で [03:34.70] [03:36.47]今始まるのよ 鬨(とき)の声がする [03:47.17]今すぐ黙って姿を消してくれればいい [04:10.48] [04:14.40]「おわり」