夜よりも深く 闇よりも暗く お前が目覚めたところ血と狂気をものにした 燃え上がる空の下で黒い翼を広げ お前が望みなのさ 黒い太陽の昇った後で 氷の炎の中で行くたび出会うだろう 真夜中の白い毒液 からだの中を白い馬が走る 雨の中で息絶えた飢えたけものは 窓を飛び立って お前は鏡を打ち砕く ささやきの天使がお前を包み 青き吐息をお前の中心まで送り込む 夜よりも深く闇よりも暗く お前が目覚めたところ 死と狂気をものにした