作曲 : Treow 作词 : NaturaLe 時刻(じかん)の流れは盾(たて)向きで 自覚(いしき)の接(は)がれは斜め下 観客(わたし)の立場(キャスト)に為りたがる 青緑(にしょく)に診蕩(みと)れる同じ本質(ワード) 選択肢(あるもの)からでは 逆に鳴れない 捉 わ れ て ——障りもしない架空(きごう)を頼る 遮光(たてまえ)が、約束が、 解釈(じぶん)の余知(よち)を与えない どうしてなのか と訊かれるまで 自然発火(やまかじ)を待つだけか 脇役の副作用で 波を経てる程度の 電弧(こがれ)ならば 消してしまえ 克(か)てと誤落(ごらく)に鎮(しず)むなら 言われるままに 凭れ続ければいい 近くに舞い呼(こ)む 同じ目標(ワード) 希薄(きはく)なままでは 胚にできない 焼 べ ら れ て ——もがきもしない津波になれる ..music.. 祈る標的(すうじ)は鏡の向こう 棕櫚の翼はまやかしで 力はこの手に握るだけ たえるためには足りない 壊すためには、もっと足りない ならば息吹(いき)の続くまで ただいまをつくろう 立役(りつやく)の副作用で 寡(か)を立てるだけの 電弧(こがれ)ならば 消してしまえ 海(みず)と肥料で挿し延ばし 摘まれるままに 咲かせ続ければいい 配役の反作用で 羽を起てるだけの 電弧(アーク)ならば 消してしまえ 果てと動悸(どうき)にしがみつき 信じるままに 回路(みち)を創発す(つく)ればいい 未熟さで、空しさで、 自分の前提(いずみ)が崩れても どうしてなんだ と言えるまで おかえりを探そう