作曲 : AVTechNO! 作词 : AVTechNO! 僕の中の僕を見つめ... 本当の僕を見つけ出そう... 薄れ薄れゆく現実を 静かに僕の中の世界へ... (目を閉じて 穏やかに) (落ち着かせて 深く深く) 何もかも信じられないまま “事”のすべてが進んでしまう 何ひとつ理解できないまま 時間だけが進んでしまう 毎日の出来事だけでも 目紛るしく噛み砕けない だから自分の世界のなかで 僕なりに少し考える... 誰の声も聞こえないこの世界── “もう1人の僕”(キミ)の声さえも 届かないこの世界── 「僕は僕」として自然に 僕を演じているけれど 本当の僕とは違う僕なのだろうか? 他人からみた僕は“僕を僕”として 見ているわけではなくて 『僕らしい僕』を 見ているんじゃないかと思うと、 その期待に応えようとする僕が 意識しはじめて『僕は僕らしい僕』を 演じてしまうのかも知れない。 誰でも自分の良いところを 見て欲しいと願うように 僕も僕の良いところを見て欲しくて “僕を演じてしまう僕”が 存在するんじゃないかと思うんだ。 その「僕らしい僕を演じてしまう僕は 本当の僕ではないと言う事を証明したくて、 僕は自分に問いかけて 「君は何をそんなに考えているの?」 と問いただせば 「君こそ何をそんなに考えているのさ?」 と鏡のように答えてくる君こそ 『自分らしい自分』を演じているように 僕は感じてならないし、 質問を質問で返してくる君を見ていると 君はまるで“今の僕”と同じように感じるんだ。 なにも『僕らしい僕』を見つける事よりも 今の僕を僕として、 僕が受け入れられる僕になれば それが『僕らしい僕』として 周囲(まわり)の人も それが“僕”(キミ)の本当の“僕”(キミ)だと 理解してくれると思うんだ... (目を閉じて 穏やかに) (目を閉じて...) どんなに考えても 答えが見つからない 僕の大切な時間が過ぎる... こんなに考えても 何も生まれないのなら これからは他の事を 考える事にしよう......