見上げた空が闇へと誘われ 今宵また 月の光 閉ざされた 誰かが願う 祈りの言葉さえも 届かない 静寂の中で悶えた 夢はいつか夢のままで 儚い思いに呑まれる 今宵が満月なら想イヨ届ケと祈るだけ 愛しき姿想い 明日の暦を占った もう一度 もう一度と 鏡の前で祈る 夢か幻であれ 未だ見ぬ 明日の足音探しては 閉ざされた光までも届かない 舞い散る花火 儚き恋の終わり 移り逝く季節へと重ねていた 時を止めて 闇を裂いて 無数の光を放った 絡んだ指先まで儚い想いが交差する いつしか この想いが貴方に届きます様に 体を委ねられて短き歌を詠んだ 夢か幻であれ 空を描く雲を眺め 駆け巡る風を感じて 今宵も貴方浮かべ 想イヨ届ケと 夢はいつか夢のままで 儚い思いに呑まれる 今宵が満月なら想イヨ届ケと祈るだけ 愛しき姿想い 明日の暦を占った もう一度 もう一度と 鏡の前で祈る 夢か幻であれ 儚イ想イヨ散レ