Compose: Tsukasa Yatoki Vocal: 美里 Lyrics: 黒岩サトシ Original: フラワリングナイト...東方花映塚 Album: Sound Online - Third Ensemble: Bleu (C79) 「今(いま)を生(い)きる」そんな言葉(ことば) 口(くち)にすれば過去(かこ)になる 過(す)きる時(とき)を感(かん)じられず ただ積(つ)み重(かさ)なるばかり 思(おも)い出(で)なら飾(かざ)り付(つ)けて 見通(みとお)しなら讃(たた)えよう 時(とき)を美化(びか)しほだされれば 現在(いま)は腐(くさ)り果(は)ててゆく Ah 悔(く)やんでも取(と)り戻(もど)せぬ この過(あやま)ちも 気(き)まぐれにもたらされる神々(かみがみ)の 示(しめ)した意志(いし)ならば 歪(いび)つなる現在(いま)を入(い)れ替(か)えて 不条理(ふじょうり)な時(とき)を消(け)し去(さ)る 止(と)められた舞台(ぶたい)へ 降(お)り立(た)つ動者(どうしゃ)は独(ひと)り 現在(いま)を惑(まど)わす憂(うれ)いを 翳(かざ)した腕(うで)に托(たく)す 抜(ぬ)き放(はな)つ刃(やいば)の 先(さき)に見(み)えているものは 来(きた)るペき結末(おわり)の予告(よこく) 逃(のが)れることは出来(でき)ず 指先(ゆびさき)から離(はな)れてゆく 冷(つめ)たい感触(かんしょく)残(のこ)し 止(と)まっている光(ひかり)さえも 結末(けつまつ)は先行(せんこう)して 瞳(ひとみ)過(よ)ぎる銀(ぎん)の刃(やいば) 映(うつ)し出(だ)された姿(すがた)は いつもよりも減色(げんしょく)され 肖像画(しょうぞうが)を思(おも)わせて Ah 凍(こお)りつく時(とき)の中(なか)を 埋(う)め尽(つ)くしてく 寒色(かんしょく)の薔薇(ばら)は枯(か)れず 沈黙(ちんもく)を湛(たた)える 戦慄(せんりつ)が整然(せいぜん)の世界(せかい)を制(せい)して 移(うつ)り往(ゆ)く刹那(せつな) 貫(つらぬ)く全(すべ)てを 動(うご)き出(だ)す舞台(ぶたい)を音(おと)と光(ひかり)が彩(いろど)る 無声(むせい)の慟哭(どうこく)の後(あと) 暖色(だんしょく)が迸(ほとばし)る 紅(あか)く染(そ)まる薔薇(ばら)は 決(き)められた運命(さだめ)だけを ただ語(かた)り続(つづ)けている 慈悲(じひ)を与(あた)えはせずに