夕焼け 桟橋に 顔を隠す時間(とき) 街の灯は 水面に揺れる 蛍の群れよ 海岸通りに 寄せて返す波 二人きり 元町辺り 歩いて行こうか 潮風(かぜ)は今 丘を越えて 恋を運ぶ 繋ぐ手を 映し出すは 温かな月明り 星降る桟橋で 君を抱き寄せた 約束が叶う その日を 確かめる様に… 潮風(かぜ)は今 海を渡り 夢を放つ この街で育ててゆく 永遠に咲く物語 潮風(かぜ)は今 宙に踊り 愛を包む 悲しみもいつのまにか 泡になり溶けてゆく 未来(みち)は今 ひとつになる 君を乗せて どこまでも 続いてゆけ 愛しき宝物 想いが届くように…