夜明け前の紅い空を 白い蝶が飛んでいくよ 風に乗ってどこまでも 高く 誇らし気に そしてボクも歩き出した かかとの音 リズムになる 忘れていたメロディも 今は聞こえる 「変わらなきゃいけない」なんて たぶん誰かのウソだな 生まれたての朝の中で 退屈は溶けて消えた 明日雨になっても それがどうした 「あれが足りない」なんて 目をつぶってただけだな 生まれたての今の中で あの蝶は笑って消えた 明日雨になっても それがどうした だからどうした そんな夜明けだ