作曲 : 大貫妙子 作词 : 大貫妙子 庭のすみで あなたの植えたくちなしが 今年も花をつけた あなたは また優しく強く抱きしめる けれどそれは あいさつのようなもの 見つめる私を この幸せが不幸にする 恋はせつないから 恋を忘れただけ 冬の朝は夏の白さが懐かしく 逢えないままの友達 はずむ声がひびく 受話器の向うから 遠く海の詩が聞こえてくる ああ木立の中を 歩く時だけ私になる 過去の駅に立てば 今は待つ人もいない そして変わらないことは あなたを愛している