遠くで聞える ひぐらしの音が どこかで呼んでる 懐かしい声が 眩しい微笑みは あの夏のひまわり 振り向くその髪を風になびかせ いつまでも そばで見つめ続けていた 肌に触れるよりも 近くで 心に降り続く雨音のように あなたのつぶやきを抱きしめていた 追いかけるように あなたといた 日々を 愛と呼ぶことさえできずに いつまでも そばで見つめ続けていた 心に触れるよりも 近くで