[00:00.00]「裸足」 [00:08.64] [00:10.64]ばかでかい絵をフと描いて いざ幻の遠い世界へ [00:15.66]光は前方を照らして 今裸足で駆け出して行く [00:21.19]そんな夢を見た 時計見て飛び起きた [00:25.84]ネクタイ締め飛び出した  [00:28.54]いつもと変わらない日々へ [00:31.06]窮屈な満員電車に揺られ  [00:33.88]人ゴミの流れの中で [00:36.25]あなた達はいったい誰 [00:38.73]なんて、ため息まじりで挨拶 [00:41.18]また改札抜けて 活気は奪われ  [00:44.25]帰り電車でうたた寝 [00:46.46]周りの景色は線になってく [00:50.92]勇敢なあの頃の俺がいた  [00:56.17]木の枝片手にマントまとって [01:01.01]転んでもまた立ち上がって  [01:06.12]裸足で駆けてゆく [01:10.66] [01:26.64]まるで錯覚のように変に甦るあの夢の面影 [01:31.65]昔の俺の輝く目は温かくて  [01:35.21]またどこかで会いたくて [01:37.09]鳴り響く仕事のメールと共にすぐその姿は消える [01:41.85]パンをかじり空を見上げて  [01:44.60]隠していた気持ちこみ上げて [01:46.98]あの白い雲に乗って 追い風に煽られ [01:50.93]どこまでも行けるって思ってた [01:54.93]あの頃の俺が俺を見て笑ってた「馬鹿だな俺。。」 [02:06.26]こんな俺に微笑みかけてくれと [02:11.21]望んでもそっと風がさらって  [02:16.11]手のひらから消えてく [02:20.21]古びた作文 ”しょうらいのゆめ かっこいいおとな” [02:30.85]20年後に出た答え 下を向いたダサイ大人 [02:41.05]鏡に映る二つの顔がゆっくり重なりあってく [02:51.82]勇敢なあの頃の俺が言う you can do dat… [03:02.58]靴を脱ぎ捨て会いにゆく  [03:04.91]記憶を掻き分けてたどり着く [03:06.96]握ったプライドを守り抜くぐらいの意地を張っていた頃へ [03:12.58]泥まみれで擦り傷だらけの俺が今、時の壁を越え [03:17.54]あの時見た夢が目の前に甦る [03:21.61]勇敢なあの頃の俺がいた  [03:27.73]木の枝片手にマントまとって [03:32.72]転んでもまた立ち上がって 裸足で駆けてゆく [03:42.81]勇敢なあの頃の俺が今  [03:47.81]カバン片手に背広まとって [03:52.78]凹んでもまた上を向いて 未来へ駆けてゆく [04:03.95] [04:13.16]勇敢なあの頃の俺が言う you can do dat… [04:20.71]勇敢なあの頃の俺が言う you can do dat… [04:31.42] [04:37.42]【 おわり 】