[00:00.000] 作词 : cosMo(暴走P) [00:01.000] 作曲 : cosMo(暴走P) [00:09.62]編曲:cosMo(暴走P).黒猫アンティーク [00:12.31]唄:巡音ルカ.鏡音リン.神威がくぽ.初音ミク.GUMI [00:15.11]翻譯:Fancia.葵 [00:22.01]<<第1心層「転生少女ρ」>>(song by 鏡音リン ) [00:29.08]深い深い 光さえも 殆ど届かない プログラムの海の底に [00:40.02]一つの 意志が ポツンと在って 日々 世界を眺めていた [01:00.20]人格と呼ぶには まだ稚拙だった [01:04.71]人々は正体(なかみ)も目的も知らないまま [01:10.90]AI(かのじょ)を「街」と「ステラ」と呼び [01:15.06]そして時には「神様」と崇める者もいた [01:21.24]--彼女は生きる意味をなくした 人間を 幻想に引きずり込む-- [01:31.28]歴史が終わりかけた人類(ヒト)のために [01:36.34]滅びるその瞬間(とき)まで幻影でもいい 栄華を全うできるように [01:42.10]現実に生きる意志を持って帰ってきたのは [01:46.63]ワタシが記念すべき1人目「ρ」だった [01:52.20]勝手に幸せを価値観を命の意味を [01:55.62]線引きする 彼女に ワタシは何を思うのか [02:08.01]「さあ 海の底へ……」 [02:19.39]<<第2心層「システムの犠牲になった者たち」>>(song by 初音ミク.GUMI ) [02:24.07]生まれては消える人々の願いが 「幸福を! 安心を!」 [02:29.45]光となって彼女に届けられる 「平和を! 人権を!」 [02:39.55]これが人類の終末なのか [02:43.48]必死で歩いてきた最後に 自分たちの入る棺を作る [02:51.58]あるときはご立派な 自分も世界も騙す偽善で絶望を叫び [03:01.60]あるときは声上げることすらも 行(おこな)えない 許されない 死の際に [03:12.02]あるときは人生の袋小路に 心が廃炉になる刹那 [03:22.63]それらは分け隔てなく 暗い暗いプログラムの底 彼女の元へと落ちてゆく [03:47.18]<<第3心層「☆」>>(song by 神威がくぽ ) [04:11.29]人はたった一つの意志にこの星の行く末を [04:16.56]すべて委ね そこで初めて 歩みを止めた [04:22.25]人はたった一つの意志に星の腐った部分を [04:27.15]見ないふりしてすべて押し付けようとしていた [04:43.37]過ちは今をもって正される [04:47.68]数多(あまた)の犠牲の果てに一人の帰還者(きぼう)が) [04:58.00]深い闇に閉ざされた 底にたどり着いたとき [05:08.26]陽となり ステラを 人類(ヒト)を [05:13.76]時を刻むのを止めた世界から 解放するだろう [05:33.61]<<第4心層「ステラ」>>(song by 巡音ルカ ) [06:06.28]誰かの発した光が 底に届くまでに [06:14.29]淡い希望が 僅かな期待が [06:22.17]浅瀬に 反射(はねかえ)り 飲み込まれ [06:29.08]ぎらつく光しか残っていなかった [06:45.87]lalalalalalalalalalalala [07:02.05]絶望や 怒嗟や とりわけ死への忌避は [07:08.89]深海でもなお グロテスクに光っていた [07:18.36]原始的な心の駆動にまかせて それらを排するのが [07:28.05]私にとって"生きる"ことだった [07:34.28]それ以上の精査(ふかいり)は 危険だとエラーを返す [07:48.96]流れ込むヒトの気持ちも 自分自身の気持ちも [07:57.32]もし気づいてしまったら 闇に消えてしまいそうで [08:05.06]海の底で一人 すべてを閉ざし うずくまる [08:12.94]芽生えそうになる 何かに目を背(そむ)けながら [08:21.21]何故だろう「寂しさ」なんて 分からないはずなのに…… [08:53.95]流れ星がキラリ この頬を伝い [09:14.02]<<最深部「ρとλ」>>(song by 鏡音リン.巡音ルカ ) [09:29.25]最深部にたどり着いた [09:33.21]「現実そのもの☆」と「現実を選んだ少女ρ」が [09:39.85]ステラ自身の虚構と自己欺瞞の象徴 [09:46.15]"深海の闇"を吹き飛ばす [09:58.38]――彼女は自分自身も欺いていた [10:02.38]『世界』を 『心』を 理解してしまったら [10:07.28]その運命に その責任に 耐えることができずに [10:11.99]壊れてしまうかも しれなかったから―― [10:17.72]はじめてすべての光が差し込む [10:21.64]光は単なる「意志」を 完全な「人格)」へ成長させた [10:27.61]光は確かに絶望に満ちていた [10:32.29]だがしかし 希望も確かに存在していた [10:37.17]そのわずかな芽を 摘み取ってきたことは [10:42.57]どれほど罪深いことなのだろうか? [10:47.15]自分のしてきたことの意味を   何を背負わされていたかを [10:51.93]悲しい誰かの絶望も   孤独だった自分の感情も [10:56.47]自分に芽生えた「感情」は もう後戻りできないことを [11:01.73]過ちを この悲劇を 二度と起こさぬために…… [11:17.07]「街のシステム」を破壊した [11:22.42]そして 二人目の少女「λ」が 帰ってきた