十六で君と逢い百年の恋をしたね ひらひらと舞い落ちる桜の花びらの下で 逢いたくて駆け抜けた陽のあたる急な坂道や 公園の隅二人の影は今も変わらぬまま 君と僕と“桜日和"風に揺れて舞い戻る まるで長い夢から覚めたように見上げた先は桃色の空 好きでした好きでした笑顔咲き染めた君が 僕だけが知っていた右側やわらかな居場所 桜の下の約束「来年もここに来よう」って 何度も確かめあったけど今も果たせぬまま 君と僕と“桜日和"風にそっと甦る 君も今どこかで見てるのかなぁあの日と同じ桃色の空 追いかけた日々の中に刻まれた足跡は 何よりもかけがえのない宝物 君と僕と“桜日和"風に揺れて舞い戻る とめどない想いが溢れ出して涙がこみ上げた 君と僕と“桜日和"風に揺れて舞い戻る まだ見ぬ未来を胸に抱いて見上げた先は桃色の空