もう夏も過ぎる頃 昔のこと思い出したよ 遠い夏の太陽をずっと追いかけてた 自転車に乗ってどこまでも走った この先に終わりなんてないと思ってたのに 今ぼくらは大人になって大事なことが 目の前からぼやけてしまうんだ たったひとつの宝石は茜色の雲を 纏いながら静かに消えてった ポケットにしまった遠い日の記憶 みんなの笑い声 忘れたことなどないんだけれど 今ぼくらは大人になって沢山の矛盾に 縛られながら生きているんだ でもたったひとつの宝石は色褪せることなく この世界を照らしていてくれる 今ぼくらは大人になって大事なことが 目の前からぼやけてしまうんだ たったひとつの宝石は茜色の雲を 纏いながら静かに消えてった