見えないのは見せてないから 閉ざされた穏やかさ 消えないのは消せてないから 隠された温かさが 構われなくたって そっと ずっと 彷徨って 生きてきた 生きていく 恋の歌 恥らった夢が きっと ちょっと くすぐって 空の下 風の中 舞い上がる 瞼を抉じ開けたら まだ眩しくて 独りよがりのままの瞳 全てを受け止めても 受け入れられず 壊れやすさを秘めたまま 許されたいから そっと ずっと 彷徨って 笑顔とか 涙とか 恋の歌 間違った夢が きっと ちょっと くすぐって 雲の下 雨の中 揺れていた 光を差し込まないで まだ苦しくて 深く意識の奥で一人 誰にも触れないから 触れさせないの 柔らかな危うさのまま 剥されて 解かれて 疎まれた あの日々を 閉じ込めて 眠らせた この胸は