| [00:21.980] |
愛情(あいじょ)だって救(すく)えた |
| [00:24.640] |
蜩(ひぐらし)の声高(こえたか)いのにもう寒(さむ)くて重(おも)い |
| [00:29.790] |
気(き)づかないまま開(ひら)かれた唇(くちび)から出(だ)す音(おと)には目(め)を伏(ふ)せ |
| [00:36.660] |
泣(な)いているような声(こえ)と |
| [00:39.370] |
無感情(むかんじょう)に続(つづ)く言葉(ことば)の後(あと) |
| [00:44.530] |
あまりに弱(よわ)々しい笑(わら)い顔(かお) 怖(こわい)い程綺麗(ほどきれい) |
| [00:53.390] |
何故笑(なぜわら)った? |
| [00:58.030] |
月(つき)を照(て)らすために沈(しず)む太陽(たいよう) |
| [01:04.940] |
そうやっていつだってあなたが居(い)て笑(わら)って |
| [01:10.490] |
消(き)えてしまいそうな日常(にちじょう)に身(み)を砕(くだ)く |
| [01:15.870] |
星(ほし)の夜(よる)に絵(え)を描(えか)いても照(て)らすべきあなた失(うしな)って |
| [01:22.290] |
どうやったって暗(くら)い夜空(よるそら) |
| [01:31.580] |
涙声(なみだこえ)そっと途切(とぎ)れた |
| [01:34.730] |
広過(ひらす)ぎる横(よこ)は居心地(いごこち)が悪(わる)くて |
| [01:38.640] |
不意(ふい)に言葉(ことば)をつくのは思(おも)い出(だし)ばかり |
| [01:42.910] |
ショウケース並(なら)べた溜息(ためいき)が 薄(うす)く降(ふ)り積(せき)もり |
| [01:49.300] |
繭(まゆ)のように目(め)の前(まえ)を隠(かく)す |
| [02:16.050] |
漂(ただよ)う 萎(しお)れた波間(なみま)に浮(う)かび 嘆(なげ)き声咲(こえさ)いた |
| [02:25.100] |
入(い)れ替(かえ)わって 忘(わす)れられる方(ほう)がどれ程(ほど)いいか |
| [02:36.670] |
そうやっていつだってあなたが居(い)て笑(わら)って |
| [02:42.070] |
壊(こわ)れてしまうその日(ひ)を思(おも)い出(だ)す |
| [02:47.250] |
星(ほし)の海(うみ)に手(て)を出(だ)しても |
| [02:50.200] |
漕(こ)ぎ出(だ)せる櫂(かい)さえ失(うしな)って ここから動(うご)けないよ |
| [02:58.380] |
星(ほし)の夜(よる)に消(き)えた人(ひと) 星(ほし)の海(うみ)に浮(う)かぶ人(ひと) |
| [03:03.660] |
遠(とお)い空(そら)に色(いろ)をつけ その手(て)を引(ひ)くように |
| [03:08.920] |
暗(くら)い方(ほう)に呼(よ)ぶ声(こえ)が あなたを探(さか)すその声(こえ)で |
| [03:14.130] |
また開(ひら)いた思(おも)い出(だ)させる夜(よる)のドア |