こころの奥底に 幾千の精霊が満ちる いつか この力解き放つ いのちに還れ 暗闇に轟く衝動は雷鳴のように 心の隙間を切り裂いて 広がる まほろばに魅せられ ひたすらに追い求め 願う やがて 古の力さえ 手に入れたの 雨の日には雲吹き飛ばし 枯れた花にはそっと手をかざす すべてを自在に操る力 私の中で、今 静かに芽生えてく 今宵の月のように 淡く弱く光りだす指先 幽かに 陰る未来の叫び響き渡る それでも ずっと 気付かずに いつしか空を翔け 流星のスピードも超える そんな 特別な力さえ 手に入れたの 願う夜は 星を降らせて 日が昇るまで 祈り続けた やがて夜が明けて 光る世界に これでホントに良いの・・? そう 問いかけたまま・・ 高く伸ばした手に 空のひかりを集めて 夢に力をこめる ここにいるために いつかの空のように 碧く深く 澄み渡る瞳を開けば 生きる意味の答え 映し出せる それだけ ずっと追いかけて いつか世界が 消えてゆく そのときに 必ず 記憶を解き放ち いのちに還す