あれからどれくらい 月日は経っただろう? 冷たく吹きすさぶ 潮風 切なくて 独りであの海を 佇(たたず)み眺めてた 二人の思い出が 眩(まばゆ)く蘇(よみがえ)る あの日の手紙 返事を誘えた 宛名は白紙贈らず... 季節は変わり寂しさが募る 君は今... 会いたいと思うこと許されぬ罪ですか? 独りただ海へと問い掛けて 答えなど求めても波は揺らめくだけで かわらないあの波見つめたまま あの時強がって 耐えてた君を見て 想いを飲み込んだ でももう耐えること... あの日二人で寄り添いながら砂浜に愛言葉を なぞってみても波に流されて消えて逝く 会いたいと祈ること許されぬ罪ですか? 独りただ海へと問い掛ける 海までもこの想い否定するかのように 荒くなる波へと崩れ落ちた... It is not possible to return... 僕の為にと自分犠牲に... 辛いのは僕より君 解(わか)ってるのに解っていたのに... それなのに... あの海に心だけ 置き去りにしたままで 何もかも見えずに... まだ君を... 会いたいと会いたいと 募る想いを消して こんな僕愛する資格など... 戻れない戻らない この想いあの海へ 2通添え 想いを... 流してゆく...