またここに来(く)るとは思(おも)わなかった 苦(にが)い恋(こい)が詰(つ)まった この浜辺(はまべ)に はしゃぐ彼(なみ)には言(い)い出(だ)せなくて… そんな時(とき) 言葉(ことば)は空回(からまわ)りする 沈(しず)む夕陽(ゆうひ)のせいね 一瞬(いっしゅん) 彼(かれ)とあなたがダブった もう逃(に)げたりしないわ 想(おも)い出(で)から 傷(きず)つくこと怖(おそ)れない 胸(むね)の中(なか)何(なに)かが弾(はじ)けて消(き)えた やぶり捨(す)てた壁(かべ)の5月(ごがつ)のカレンダー(Calendar) 時間(とき)は人(ひと)の気持(きも)ちより速(はや)く過(す)ぎる 悲(かな)しかったのは別(わか)れの言葉(ことば)じゃない 本当(ほんとう)の私(わたし)を知(し)らなかった事(こと) 今(いま)何処(どこ)で暮(く)らしてますか 東京(まち)を出(で)たと聞(き)いた もう逃(に)げたりしないわ 想(おも)い出(で)から 「あなたもきっと 悩(なや)んだでしょう」 そんな事(こと)も不思議(ふしぎ)と言(い)える もう逃(に)げたりしないわ 想(おも)い出(で)から あなたの事(こと) 忘(わす)れない だけどもうあなたの事(こと)で泣(な)かない