浅い青の風が横切る 聞き慣れない言葉の中で 深い夜がかき混ぜられて 朝が来れば眠りにつける おやすみ… おやすみの中おやすみ 気がついたら夢の中は 味気なくて退屈で 眠ることに飽きた僕は 窓を開けて外を見る 代わり映えのしない時間 夢の中と同じ場所 生きることに飽きた僕は 駅のほうに飛んでいく ピンク色の空 食べつくす雲 世界が回るよ 僕だけのために 終わらない迷路 解けないパズル いろんな色で混ざり合うよ ああ 薄く日常を切り取られた 聞き慣れない言葉の中で 耳を裂いた飛行機の音 そして僕は眠りにつける おやすみ… 気がついたら家の中で 味気なくて退屈な 生きることをやめたはずの 窓の外で風が吹く 気がついたら空は青く 車の音がうるさい すべての糸がほつれ合う これは夢の中の夢 パラレルな音色 カラフルな傘 世界を回すよ また眠るために 見つかった出口 スマートな道 答えが出た 未来の光 浅い青の風が横切る 聞き慣れない言葉の中で 浅い夢をかき混ぜられて いつも通り眠りにつける おやすみ…