あの日を浮かべながら 重ねた。「さよなら」と。 あの空が落ちたような 悲しみを。僕は独り。 「さよなら」聞こえたら 別れを。これから独り。 バラバラになったコラージュ 捨てきれず 何も掴めない手に雫が落ちる 晴れのち曇り 時々雨 風また晴れ そんな風にして すぎさってよ この気持ちを 思い出すことのないように 「あらゆる過去に意味は有ったの?」 ある日の君はそう呟いた 知らないけど 知りたいけど 僕にはまだわからないんだ 目がまわって真っ白になって 仕方ないって呟いた  きみは空へ浮かんだけど  僕はまだ不自由みたいだ 判ってたんだ。解ってたんだ。 仕方ないって呟いた だけど胸が苦しいのは きっと君も同じ事なんだ