過ぎ去りし 夢のあいだを 泳いでゆく私 こんなにまだ 好きでごめんね 目をとじて小旅行 ひざを揺らすのが 癖だったかしら 今思えばあなたのことは 私がいちばん 知らなかったのね 悩んでいた心のなかも 好きな人が できたことは 仕方がないと思うの ただ少し 突然すぎたから 言葉をなくしてしまう 過ぎ去りし 夢のあいだを 泳いでゆく私 こんなにまだ 好きでごめんね 目をとじて小旅行 ふいにサヨナラが 素直に云えたのは 強がりとか悲しさじゃなく 恋してる顔の あなたが眩しくって 見つめるのがつらかっただけ ねえ私と そのひととは どちらが綺麗でしょうか なぜかしら 叱られたくなって 口紅さしてみたけど 過ぎ去りし 夢のあいだに あなただけが消える こんなにまだ 好きでごめんね 目をとじて小旅行