当(あ)てもなく降り続く 真っ白な雪の夜 ただひとり ガラス超しの切なさ眺(なが)めてた どんなに目を凝(こ)らしても 君はきっと見えない 一瞬の幻でもいいから逢いたくて 優しさを感じた わずかな触れ合いが 忘れられなくて 思い出しただけで 涙溢れていく··· こんなに好きなのに 今君はどこにいるの? その仕草(しぐさ) その笑顔が見たい それだけなの どれほどに想ったら 君は振り向いてくれる? 少しでもその心の中に いたいと願うから··· 冷たさに責(せ)められて 寂しさに傷付いた 置(お)き去(ざ)りにされたようで 怖くて震えてた 抱きしめてくれたら 痛みは消えるけど 遠く届かない その温もりでさえ 冬に隠れていく··· 捜し求めたけど 今ここに君はいない この声は 吹雪(ふぶき)に紛(まぎ)れるように消えるね かすかにきらめいてる あの星の光だけは 悲しみに包まれる私を 慰(なぐさ)めてくれるわ··· どんなに好きなのに 今君はここにいるの この声は 吹雪(ふぶき)に紛(まぎ)れるように消えるね どれほどに想ったら 君は振り向いてくれる? 少しでもその心の中に いたいと願うから···