作曲 : 松下典由 作词 : 鈴村健一 ぽつりぽつりと並ぶ自販機が 夜の家路を導いてく 深く息を吐くんだ 君が好きだったこの坂の道 僕は今でも歩いてるよ 揺れる木々は香る 変わり続けてくこの街は 記憶 そこかしこにちりばめてる にじんでる君の姿は まだ 笑ってる 慌ただしく消えてくバスの背で 時間の残酷さに気づく 12月の遠い空 なんの予告もなくこの身体が 終わりを迎えたとしたなら 光る世界消える でも僕が刻んできた証しは 誰かの歴史に絡まって いつのまにか 永久に 永久に 君が心の中に僕を どんな形に仕舞うか知らない 色あせることはあっても きっと 消えない 街の音 逃げるように駆け上る 歩道橋から見上げている 12月の遠い空 空 深い 空 遠い