夜空咲き乱れる 蕐火之音に踊る 心浮き足立つ 逺い夏よみがえる 君と歩いた 蝉時雨の声も 君と别れた あの河原も 君の手をとり寝転んだ 明日が来る事恐れずに 無邪気な夏も今は夢 胸は高鳴るまま 口づけて夜を越え 月が照らす君は 照れ隠し照れ笑い あの日交わした 小さな約束は 優しさ運ぶ 風のように 初めて知った愛しさに 時がたつのも恐れずに 交わす全てが煌いて 君と步いた 蝉時雨の声も 君と别れた あの河原も 君の手をとり寝転んだ 明日が来る事恐れずに 無邪気な夏も今は せわしく時は過ぎゆけど 愛しき日々はこの胸に 襟元崩す昼下がり 行き交う人に溶けてゆく