金の巻き毛も 赤い瞳も 艶めく小さな唇も 神が与えし 当然の奇跡 気高く在るが儘に だけど何故なの 不安になるの 貴方を見つけたあの日から 瞳があって 冷たさ感じて 恐怖と胸の鼓動が 高鳴りだす 全てを捧げ我に従え 成らぬなら滅びよ 突き刺すことでしか実感できない 破灭を迎える恋であったとしても もう 戻れないから 優雅な指が仕掛ける罠に 心が蝕まれていく 赦しを請うて 跪くのは 貴方の方だったはず 崩れ出す音 軋んだ躰 私の闇を奪う光 もしも貴方が否だと言うならば 気高きルビーの心 砕けて散る 全てを捧げ貴方を乞う 成らぬなら奪おう いつか朽ち果てても 貴方は永遠 夜の帳優しく プライドを隠す ねぇ 痛みが欲しい 全てを捧げ我に従え 成らぬなら滅びよ 突き刺す事でしか味わえはしない 破滅を迎えた恋であったとしても もう 離さないから