作词 : 芳葉 静(しず)かな 紅(あか)い月(つき)の夜(よ)は 君(きみ)を想(おも)って 夢(ゆめ)を見(み)てる 差(さ)し出(だ)した手(て)が 触(ふ)れる度(たび) 消(き)えそうな 僅(わず)かな祈(いの)り 伸(の)ばした指先(ゆびさき) 夜(よる)に濡(ぬ)れてる 花(はな)をなぞっていた 深(ふか)くあるほどに ふやけてしまった 想(おも)いは 重(かさ)なる 君(きみ)の声(こえ) 過(す)ぎ行(い)く闇(やみ)に探(さが)して 照(て)らす影(かげ) 揺(ゆ)れてはまた求(もと)めていて 静(しず)かな 紅(あか)い月(つき)の夜(よ)は 誰(だれ)を想(おも)って 夢(ゆめ)を見(み)てる? 差(さ)し出(だ)した手(て)を握(にぎ)る度(たび) 消(き)えそうな 僅(わず)かな望(のぞ)み 血(ち)には逆(さか)らえず 貴(たか)くある故(ゆえ) 月(つき)を眺(なが)めてた 弧(こ)を描(えが)くほどに 紅(あか)く染(そ)まるから 幼(おさな)く在(あ)れずに 君(きみ)を待(ま)つ 満(み)ち欠(か)けを数(かぞ)えていては 包(つつ)む影(かげ) 揺(ゆ)らす夜(よ)は続(つづ)いていく 細(ほそ)い腕(うで)流(なが)れた 血(ち)の色(いろ)紅(あか)くて 唇(くちびる)を触(ふ)れてた 遠(とお)い夢(ゆめ)、幻(まぼろし) 君(きみ)の音(おと) 過(す)ぎ行(い)く夜(よる)に映(うつ)して 重(かさ)ね合(あ)う痛(いた)みに 耳(みみ)を澄(す)ませて 静(しず)かな 紅(あか)い月(つき)の夜(よ)は 君(きみ)を想(おも)って 夢(ゆめ)を見(み)てる 差(さ)し出(だ)した手(て)が 触(ふ)れる闇(やみ) 消(き)えそうな 確(たし)かな薫(かお)り 静(しず)かな 紅(あか)い月(つき)の夜(よ)は 誰(だれ)を想(おも)って 夢(ゆめ)を見(み)てる? 差(さ)し出(だ)した手(て)を握(にぎ)る度(たび) 見(み)えそうな 確(たし)かな望(のぞ)み