艶 word:宮脇渉 music:12012 誰の声も誰の歌も響かなくて 白紙のまま  時計だけが時を刻む 届く当ても 届かぬ術も無い手紙 音を立てて崩れてしまった 二人は硝子の欠片  散りばめられた真っ赤な灰 憂鬱な描写が頭を駆け巡る  闇の中で光る理想を掲げ 最初で最後のキスは 冷たいナイフの痛み  薄汚れたこの鼓動に ひどく染み渡る ありふれた優しさでいい  ひとりぼっちの部屋で 明日を探し生きてく 意味を問いただすよ今 この声がいつか君の 心に響き渡れば  枯れたその言葉も 色褪せぬままに あの夢が君に そっと寄り添い 最初で最後のキスは 冷たいライフの痛み  薄汚れたこの鼓動に ひどく染み渡る ありふれた優しさでいい  ひとりぼっちの部屋で 明日を探し生きてく 意味を問いただすよ今 今…… Wo…… Ha……