[00:08.211]秦基博 meets 坂道のアポロン [00:24.529]あの坂道で君を待っていた [00:34.214]放課後の約束に 遠く 滲む サヨナラ [00:46.881]振り向く影 名前を呼ぶ声がして [00:56.426]夏の終わりに気付きもしないで 僕は君だけ見つめた [01:09.193]弱くて いびつで すぐに壊れそうな あの頃の僕にね [01:21.830]小さな翼を君がくれたんだ [01:30.700]夕闇 傾いだ空に かすかな光 探している [01:40.626]君が好きだと 好きだと 言えたなら [01:53.996]教科書の隅に書いた手紙は [02:03.441]いつまでも 届かずに あの日のまま [02:29.810]心では まだ 君を待っていた [02:39.204]せわしなく過ぎていく日々の どこかで きっと [02:52.65]変わったのは 僕の方なのかな [03:01.748]映る全てが 他人の顔して 白々しく沈んだ [03:14.174]「狡さも繕いさえも仕方ないさ」 つぶやいた言葉は [03:26.84]行き場を失くして ふっと 溶けて消えた [03:35.859]夕闇 浮かんだ星は まるで あの日の君のように [03:45.745]頼りない今を やさしく 照らしてる [03:54.586]忘れないよ [03:57.840]移ろう風に いつかの夢が 翳んでも 傷付いても [04:10.165]それでも変わらない大切なもの 抱いて 僕らは今日を生きる [04:23.925]ガラスは砕けて 胸に刺さったまま  鈍く痛むけれど [04:36.461]キラキラ 目映い光 乱反射する [04:45.291]夕闇 紛れた街へ 長い坂道 歩いてゆく [04:55.294]君のかけらは いつもここにあるから [05:09.319]僕らの手と手が結んだ星座は [05:19.158]離れても 離れても 輝いてる