作曲 : 木村好夫 作词 : たかたかし 雨の中咲いている白粉花には おまえのさみしい横顔が似合う 涙ぐせ不幸ぐせ いつもあきらめ先に立つ ふたたびのめぐり逢いもしもかなうなら おまえをもう二度と離さない 好きだからいいのよとこの腕(て)にくずれた おまえのぬくもり襟足のほそさ 泣きぼくろ白い指 長いまつ毛に宿る露 しあわせの入り口で泣いちゃいないかと 気づかう水割りのほろ苦さ 人の世のかなしみをおまえとせおって あのとき出直すことも出来たのに 涙ぐせ不幸ぐせ 今もひとりで暮らすのか ふりむけば街の灯が遠くにじんでる 旅路のはてまでも匂う花